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エミール・ラスクの『判断論』と西田幾多郎 VIII
https://cis.repo.nii.ac.jp/records/41
https://cis.repo.nii.ac.jp/records/41111d862b-af9e-4820-9906-cbb4737615e5
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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k02-ronbun14.pdf (995.2 kB)
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copyright (c) 2008 by Chiba Institute of Science
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Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2009-02-28 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | エミール・ラスクの『判断論』と西田幾多郎 VIII | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Die Lehre von Urteil (The theory of judgment) by Emile Lask and the Philosophy of Kitaro Nishida.(VIII) | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
記事種別(日) | ||||||
値 | 原著論文 | |||||
記事種別(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | original article | |||||
論文名よみ | ||||||
その他のタイトル | エミール ラスクノ ハンダンロント ニシダ キタロウ VIII | |||||
著者名(日) |
大熊, 治生
× 大熊, 治生 |
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著者名よみ |
オオクマ, ハルオ
× オオクマ, ハルオ |
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著者名(英) |
OHKUMA, Haruo
× OHKUMA, Haruo |
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著者所属(日) | ||||||
値 | 千葉科学大学薬学部薬学科 | |||||
著者所属(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | Department of Pharmacy, Faculty of Pharmacy, Chiba Institute of Science | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 前回までのところで見た、ラスク『判断論』の第一章では「価値と価値意識の形成される構造」が、価値客体における構造を分析する事によって明らかにされた。今回見る第二章では、価値・無価値という対立を超えたものとして「超対立性」が考えられ、しかもその「超対立性」を通してのみ、価値・無価値が意味を持つ、と考えられるのである。そしてその第一節では「対立的価値特質がそこに基づくところの構造諸要素の共属と非共属の本質を、より詳細に研究」する事が述べられる。第一節の表題は「判断構造の人工性とその対象-論理的領域からの距離」となっているが、人間の「判断」という意識の構造の中では、その対象物は実在する対象「物」から写し取られた意識内部の「模像」或いは「残像」であり、それ故一種の「人工物」であり、しかもその判断の内容も、人工的な概念であり、「カテゴリー」なのである。そしてそれらのカテゴリーの内容が、「共属」「非共属」ということによって、「調和」するのか、「調和」しないのか、即ち有価値的か、無価値的かを規定していくのである。これらは一面では数学的集合論の影響も考えられ、判断の意識を視覚的に図式化した概念といえるが、しかしそこでは数学的・集合論的整合性が問題になるのではなく、人間的「判断」の中の「真偽」や「価値」の問題が関わってくるのである。 | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA1230240X | |||||
書誌情報 |
千葉科学大学紀要 巻 2, p. 123-128, 発行日 2009-02-28 |