@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000085, author = {安藤, 生大 and 粕川, 正光 and アンドウ, タカオ and カスカワ, マサミツ and ANDO, Takao and KASUKAWA, Masamitsu}, journal = {千葉科学大学紀要}, month = {Feb}, note = {P(論文), 銚子ジオパーク構想における教育活動の一環として、千葉科学大学と銚子市立第三中学校が連携し、地域の地質資源を利用した体験型の理科学習プログラムを開発し、授業実践を行った。主な内容は、中学校理科の教科書における「地層」分野の指導内容を踏まえて、野外での現地見学や教室における標本観察などの体験型のとした。 学習意欲に関する「ARCSモデル」を参考とした授業実施前後の質問紙調査からは、受講した生徒の多くが、連携授業に対して高い動機付けを持って望み、授業後においても授業を非常に肯定的に捉えていたことが示された。しかし、授業内容の利得に関する「関連性」や授業後の「満足感」などの面では、授業前に生徒が持っていた非常に高い期待に十分に応えられていないことが示唆された。このため、受講後の成果と、その成果によって生徒自身が得られる利得をより明確な形で示すなど、授業の改善を行う必要性が確認できた。 授業に関する自由記述文のキーワード分析の結果からは、本プログラムで設定した主たる学習目標についてはほぼ全員の生徒が適切に理解できたこと、10%を超える生徒の学ぶ意欲を向上させることができたと判断できた。その一方で、スケッチや観察等、生徒が実際に活動する場合には、入念な事前説明が必要であること、加えて、担任教諭以外の外部講師が説明を行う場合に、進行速度と専門用語の使用について特に注意が必要であることが明らかとなった。}, pages = {1--14}, title = {千葉県銚子市のジオサイトを利用した体験型地学教育の効果}, volume = {5}, year = {2012} }