@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000075, author = {遠藤, 将一 and 金島, 和哉 and 地下, まゆみ and 松尾, 隆祐 and エンドウ, ショウイチ and カネシマ, カズヤ and ジゲ, マユミ and マツオ, タカスケ and ENDO, Shoichi and KANESHIMA, Kazuya and JIGE, Mayumi and MATSUO, Takasuke}, journal = {千葉科学大学紀要}, month = {Feb}, note = {P(論文), 純水とNaCl を溶かした塩水について低温で示差熱分析(DTA)を行った。すべての試料について極端な過冷却現象が見られた。高純度水は-30℃で、水道水は-20℃で氷った。100g の高純度水にNaCl を30g まで溶かした塩水を冷却した場合には氷は徐々に析出しないで、過冷却された共晶点で一気に(氷+溶液)となり、さらに低温で、その溶液が(氷+NaCl・2H_2O)の混晶として析出する2 段階変化を示した。しかし、その後の昇温では2 成分の共晶点をもつ相図通りの温度で連続的に溶液に戻った。海水から海氷はできにくく、逆に融けて海水に戻るのは簡単であることがわかった。 純水とNaCl を溶かした塩水について低温で示差熱分析(DTA)を行った。すべての試料について極端な過冷却現象が見られた。高純度水は-30℃で、水道水は-20℃で氷った。100g の高純度水にNaCl を30g まで溶かした塩水を冷却した場合には氷は徐々に析出しないで、過冷却された共晶点で一気に(氷+溶液)となり、さらに低温で、その溶液が(氷+NaCl・2H_2O)の混晶として析出する2 段階変化を示した。しかし、その後の昇温では2 成分の共晶点をもつ相図通りの温度で連続的に溶液に戻った。海水から海氷はできにくく、逆に融けて海水に戻るのは簡単であることがわかった。}, pages = {59--63}, title = {H2O-NaCl系の低温相変態- 海水の過冷却現象 -}, volume = {4}, year = {2011} }