@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000059, author = {柏木, 彩友美 and 粕川, 正光 and 酒井, 明 and カシワギ, アユミ and カスカワ, マサミツ and サカイ, アキラ and KASHIWAGI, Ayumi and KASUKAWA, Masamitsu and SAKAI, Akira}, journal = {千葉科学大学紀要}, month = {Feb}, note = {P(論文), 安全性の配慮が徹底された医療現場で治療を受けることは患者の切なる願いであるが,医療行為は専門性の高い不確かな行為を人間の手によって行うため,常にリスクを伴っている.リスクを医療事故の発生へ繋げないようにするため,医療事故防止・医療安全向上のために様々な取り組みが行われており,医療安全活動への患者参加の試みが,こうした取り組みの一つとして重要視されている.しかし一方で,患者参加の取り組みについて具体化されたものは少なく,今後患者参加による医療安全効果を高めるために,患者が実践できる取り組みを明確に示していくことが必要である.本研究では,患者と医療従事者がそれぞれの役割を果たしながら,「安全で最適な医療行為によって患者の回復を目指す」という医療本来の目的に向かって継続的に治療を改善していくことを可能にする効果への期待も含め,医療安全活動への患者参加を行いやすくするための,患者と医療従事者が協同して回すPDCAサイクルに沿った医療行為の提案を行った.また,一般市民を対象にアンケート調査を行い,患者が医療に積極的に関わっていくことに対して一般市民の考えや,患者参加型の医療において重要となる医療従事者と患者のコミュニケーションの問題,および医療事故に関する意識の調査を行い,その結果から得らえた知見から患者参加型の医療や医療安全のためのシステム構築のための検討を行った.}, pages = {137--147}, title = {PDCAサイクルを活用した患者と医療従事者協働による医療安全への取り組み}, volume = {3}, year = {2010} }