@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000428, author = {鈴木, 康宏 and SUZUKI, Yasuhiro}, issue = {16}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Mar}, note = {目的:わが国で行われている臨床判断とシミュレーションに関係する研究について概観することで、今後の教育や研究に対する知見を得ることを目的に文献検討を実施した。 方法:2022 年7 月6 日に医中誌Web でタイトルもしくはアブストラクトに【臨床判断】もしくは【臨床推論】と【シミュレーション】を含み、論文の種類が【原著論文】で分類が【看護】である22 件より、条件にあった12 件を用いて文献検討を実施した。 結果:研究の目的が効果や評価のためが11 件、体験と学びを明らかにするのが 1 件であった。調査対象は看護師が 3 件、大学生(短大含む)が 7 件、大学院生が 2 件であった。研究の方法は12 件ともに、シミュレーションを用いた何らかの講義・演習・研修を実施し、その後にデータを取得する方法であった。研究デザインは量的研究のみが 7 件、質的研究のみが 2 件、両方のものが 3 件であった。 考察:学生や病院スタッフを対象とした研究のため、サンプルサイズを増やすことが難しかった可能性が考えられる。研修に参加した人数が少人数でサンプルサイズが小さくなることが予めわかっている場合は、量的研究で実施するのは困難と考える。 結論:目的についてはどの研究においても、シミュレーションを行ったことに関する効果や評価、学びについて明らかにすることであり、共通していた。対象は大学生を対象とするものが多かった。研修に参加した人数が少人数でサンプルサイズが小さくなることが予めわかっている場合は、量的研究で実施するのは困難と考える。今後は、臨床判断能力の向上について測定できる研究方法を確立するために、尺度の開発や、大規模調査の実施が必要と考える。}, pages = {136--146}, title = {看護における臨床判断とシミュレーションに関する文献検討}, year = {2023}, yomi = {スズキ, ヤスヒロ} }