@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000427, author = {山本, 紀子 and 冨樫, 千秋 and YAMAMOTO, Noriko and TOGASHI-ARAKAWA, Chiaki}, issue = {16}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Mar}, note = {目的:近年の我が国の看護師を対象としたワーク・エンゲイジメントに関する研究がどのような目的で行われているのか明らかにし、今後のワーク・エンゲイジメントの研究についての示唆を得る。 方法:2022 年 6 月、医学中央雑誌 Web 版を用い、キーワードを「看護師」AND「ワーク・エンゲイジメント」とし、検索条件を「最新 5 年」、「原著論文」とし文献検索を行った。 結果:検索の結果44 件が抽出された。その中から看護師が対象でないもの、ワーク・エンゲイジメントとの関連が記載されていないもの、海外の研究を除外した23 文献を分析の対象とし、目的ごとに分類した。①特定の対象のワーク・エンゲイジメントを明らかにする目的で行われた研究は 1 件、特定の対象は、役職を持たない看護師 であった。②因子の一つとしてワーク・エンゲイジメントとの関連を明らかにする目的で行われた研究は 13件、関連があったのは「個人資源」と「仕事資源」であった。③アウトカムがワーク・エンゲイジメントで他の因子との関連を明らかにする目的で行われた研究は2 件、母親役割を持つ看護師と精神科病院に勤務する看護師が対象としたもののみであった。④明らかにしたい他の目的を調査するためにワーク・エンゲイジメントの尺度が使用されていたものは7 件であった。長日勤の疲労、離職意向に影響を及ぼす因子、職業性ストレス、ジョブ・クラフティング実施状況を明らかにする研究等でWE が尺度として用いられていた。 結論:今後、組織としてWE を高める具体的方法の検討と、看護師の労働人口年齢層や医療・介護体制を考えると中高年層看護師や外来や在宅に携わる看護師のワーク・エンゲイジメントを高める要因を明らかにする研究が必要であることが示唆された。}, pages = {121--135}, title = {我が国の看護師を対象としたワーク・エンゲイジメント研究の動向}, year = {2023}, yomi = {ヤマモト, ノリコ and トガシ, チアキ} }