@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000425, author = {森下, 恵美 and 梶原, 睦子 and 伊原, 利枝 and 梅田, 君枝 and 本庄, 貴志 and 上杉, 英生 and MORISHITA, Emi and KAJIWARA, Mutuko and IHARA, Toshie and UMEDA, Kimie and HONJYO, Takashi and UESUGI, Hideo}, issue = {16}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Mar}, note = {【目的】過去5 年間に成人看護学実習で提出されたインシデントレポートの内容を分析することで、本学の成人看護学領域のインシデント発生傾向を把握し、今後の指導への示唆を得ることである。 【研究方法】インシデントレポート 33 例について基本情報(①学年、②性別、③成人実習の種類、③発 生時刻、④発生場所、⑤実習開始からの日数)を集計し、事例については内容分析を行い、発生要因を分析するために、SHELL モデルの 5 つの要因を利用した。本学の人を対象とする研究倫理審査委員会の承認を得て実施した。 【結果】インシデント発生は学年では 4 年生より 3 年生に多く、急性期実習より慢性期領域に集中していた。発生時期は実習開始から経過するにつれ多くなり、時間帯では午前中に集中していたことが明らかになった。インシデント事例は 7 つの内容に分類でき、『学生の単独行動』『不注意』『記録の忘れ・紛失』『不十分なケア』『断れないスタッフの指示』『ルール違反』『患者からのプレゼント』であった。SHELL モデルからみたインシデントの発生要因で最も多かった要因は当事者(学生)であったが、その他「ソフトウエア」、「ハードウエア」、「環境」、「当事者以外」の要因が絡んで発生していることがわかった。 【考察】インシデントが発生した場合には、人のエラーだけに着目するだけでなく、その他の要因を多角的な視点から分析することが重要である。そのため当事者である学生への指導として、実習前に知識不足や予防行動への意識を高める安全教育を行う必要があるが、それと並行して教員は実習中に学生が相談しやすい雰囲気作りとともに、臨床指導者やスタッフと連携、協力し、学生のレディネス把握や、受け持ち患者の病態や医療依存度から予測されるリスクに対する助言、指導を揃えていくことが重要である}, pages = {102--111}, title = {A大学成人看護学実習におけるインシデント発生の傾向と指導のあり方}, year = {2023}, yomi = {モリシタ, エミ and カジワラ, ムツコ and イハラ, トシエ and ウメダ, キミエ and ホンジョウ, タカシ and ウエスギ, ヒデオ} }