@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000418, author = {足立, 達美 and Adachi, Tatsumi and 川西, 玲衣 and 飯生, 詩織 and 大城, 有香 and 柳澤, 泰任 and 清野, 正子 and 小濱, 剛 and Kohama, Takeshi and KAWANISHI, Rei and IINO, Shiori and OHSHIRO, Yuka and Yanagisawa, Yasuhide and KIYONO, Masako}, issue = {16}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Mar}, note = {本研究では、国内で採取された雌雄のモクズガニの食用部位である2 つの組織(中腸腺、筋肉)における水銀含有量の分析を行い、総水銀濃度の組織間や雌雄間の差の有無を明らかにするとともに、両組織の総水銀濃度の関連性や総水銀濃度と体重や甲殻幅との関係を調べた。雌雄各 5 匹のモクズガニの中腸腺と筋肉における総水銀濃度についての組織間の比較を行うと、雄では中腸腺の総水銀濃度が筋肉の濃度よりも有意に低く、雌でも同様の傾向が見られたものの有意差はなかった。総水銀濃度の雌雄間の比較を行うと、中腸腺では雌雄差は見られなかったが、筋肉では雄の方が雌よりも有意に高い値を示した。次に、中腸腺と筋肉の総水銀濃度の関係を調べると、両者の間に強い正の相関が認められ、中腸腺の総水銀濃度が高い個体では筋肉の総水銀濃度も高い傾向を示すことが明らかになった。さらに、モクズガニの中腸腺と筋肉における総水銀濃度と体重や甲殻幅との関係を調べると、中腸腺の総水銀濃度は体重、甲殻幅と弱い正の相関があり、筋肉の総水銀濃度は体重、甲殻幅と中程度の正の相関があることが明らかになった。以上の結果から、モクズガニの組織における総水銀濃度には組織間や雌雄間の差が認められる可能性があること、同一個体の両組織の総水銀濃度の間には強い関連性があること、組織における総水銀濃度がカニの大きさと関連している可能性があることが明らかになった。}, pages = {44--47}, title = {モクズガニの中腸腺と筋肉の水銀含有量の分析 -水銀含有量と体重、甲殻幅との関連性について-}, year = {2023}, yomi = {アダチ, タツミ and カワニシ, レイ and イイノ, シオリ and オオシロ, ユカ and ヤナギサワ, ヤスヒデ and キヨノ, マサコ and コハマ, タケシ} }