@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000397, author = {髙橋, 玲子 and 安藤, 智子 and TAKAHASHI, Reiko and ANDOU, Tomoko}, issue = {15}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Mar}, note = {目的:障害児者支援に対し、保健師がどのような活動を行っているのかを明らかにすることである。 方法:医中誌Webを用い2009年から2019年までの原著論文 and 障害者 or 障害児 and 保健師として抽出し、そのうち障害児者に対する保健師の支援内容が具体的に書かれている文献で、WEBで入手できる文献に絞った結果8件が抽出された。それらの文献から保健師の支援内容をコードとして抜き出し、意味内容で分類し、内容の類似性でカテゴリ化した。分類した保健師活動は、「保健師教育におけるミニマム・リクワイアメンツ全国保健師教育機関協議会コンパクト版(2016)」(以下、MRと称す)にあてはめて分析した。 結果:保健師の支援内容について、【多面的・総合的なアセスメント】【潜在しているニーズの把握】【病状の悪化防止、早期発見】【医療・福祉サービスの活用】【本人・家族の自立支援】【家族の対処力を高める支援】【地域の関係者との協働】【支援システムの構築】の8のカテゴリと21のサブカテゴリが抽出された。抽出されたカテゴリを MR と比較した結果、「大項目1.地域の健康課題を明らかにし、解決・改善策を計画立案する」、「大項目 2 .地域の人々と協働して、健康課題を解決・改善し、健康増進能力を高める」、「大項目 4. 地域の人々の健康を保障するために、生活と健康に関する社会資源の公平な利用と配分を促進する」に該当した。しかし、「個人/家族」に対する内容のみで、「集団/地域」を対象にした活動は見当たらなかった。また、「大項目 3 .地域の健康危機管理能力」「大項目 5 .保健・医療・福祉及び社会に関する最新の知識・技術を主体的・継続的に学び、実践の質を向上させる」に該当するカテゴリはなかった。 考察:保健師の障害児者支援の特徴は、潜在しているニーズの把握を行い支援に結びつけること、病状安定・維持のための悪化防止や早期発見 、地域で生活するための本人家族の自立支援であると示唆された。また、地域の健康課題の明確化と計画立案、社会資源の開発や施策化、健康危機管理に関する保健活動については MR の項目に 該当するものはなかったが、今後、障害福祉部門で活動する保健師の実態把握調査などをもとに明らかにしていきたいと考える 。}, pages = {89--97}, title = {障害児者に対する保健師の活動内容に関する文献検討}, year = {2022}, yomi = {タカハシ, レイコ and アンドウ, トモコ} }