@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000340, author = {冨樫, 千秋 and TOGASHI, Chiaki and 黒木, 尚長 and 櫻井, 嘉信 and KUROKI, Hisanaga and SAKURAI, Yoshinobu}, issue = {14}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Mar}, note = {目的:高齢者を対象として鼓膜体温測定の熱中症予防行動への影響を明らかにすることを目的とした。 方法:千葉県・茨城県在住の65 歳以上の者で、日頃クーラーを使用しない者を対象とした。対象者を無作為に介入群:対 照群= 1 1 で2群に割りつけ無作為化比較試験をおこなった。除外基準は、認知症のある者、ベンゾジアゼピン系薬剤を服用している者、耳の病気がある者とした。 介入群のみオムロン耳式体温計MC 510 とその使い方(取り扱い説明書)を配布した。夕方に体温を計測してもらうこと、測定した体温は【熱中症予防 NOTE 】に記録してもらった。介入群、対照群には熱中症予防リーフレット及び【熱中症予防 NOTE 】を配布し 、両群ともに、日中室内にいたかと熱中症予防行動を連続する 2 週間記録してもらった。 結果:介入群は15 名、対照群は 13 名がエントリーした。介入群は男性 11 名( 73.3 %)、女性 4 名( 26.7 %)、対照群は男性 5 名( 38.5 %)、女性 8 名( 61.5 %)であった。介入群と対照群における熱中症予防行動はどの項目においても対照群において統計学的有意に行動をとっており、鼓膜体温測定を行った介入群においては統計学的な有意差はなかった。介入群と対照群における日中室内にいた者の割合を比較したところ、2週間のどの日においても両 群に統計学的有意差がなかった。 考察:対照群の女性の割合が約6割だったことが影響しており、熱中症予防行動を女性のほうがより正確に実行しようとしたとも考えられる。 結論:鼓膜体温測定は熱中症予防行動に有効ではないことが明らかになった。}, pages = {21--27}, title = {高齢者を対象とした鼓膜体温測定の熱中症予防行動への影響}, year = {2021}, yomi = {トガシ, チアキ and クロキ, ヒサナガ and サクライ, ヨシノブ} }