@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000295, author = {安藤, 智子 and 岩瀬, 靖子 and ANDO, Tomoko and IWASE, Seiko}, issue = {12}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Feb}, note = {目的:「まちの保健室」を、活動目的である地域住民の健康課題の把握と健康づくり及び学生ボランティアに対する教育的効果の観点から評価することを目的とした。 方法:対象は「まちの保健室」を利用した住民、学生ボランティア、教員で、分析に用いたデータは、参加者の自記式アンケート、学生ボランティアの自記式調査票及び教員が学生に実施した教育的支援行動の記録で、単純集計及び質的記述的分析を行った。 結果:「まちの保健室」は6回実施し、参加した住民は延182人であり、そのうち健康相談利用者は84名であった。健康相談の利用者は現病歴がない者が56%であり、治療中の者も含め特別な健康課題は把握されなかった。参加者アンケートの回答者は148人(回収率90.2%)であった。満足度は、非常に満足が62.2%、まあまあ満足が33.1%と高く、その理由は、自分の健康を振り返る機会になった12%、健康に気をつけたい19.4%であった。学生は実12人、延23人が参加した。教員は学生に【教員が基本にしている理念】に基づいて、【学生の能力に合せた教育的支援】や【活動が負担にならないための配慮】と【学生による自己評価の尊重】【教員による肯定的な評価】等の教育的支援を行っていた。11人の学生が自記式調査票に回答し(回収率91%)、「個人の健康増進のための知識が増えた」「集団の健康増進のための知識が増えた」「個人の健康増進のための技術が向上した」「集団の健康増進のための知識が向上した」は、全員が「とてもそう思う」「そう思う」と回答した。 考察:「まちの保健室」は、隣接する商業施設を買い物又は観光で訪れた住民の参加が多く、健康課題の把握は困難であるが、健康増進を目的としたポピュレーションアプローチの機会として効果的である。また、学生の能力に合せた教育的支援により、学生の看護実践能力向上の機会となる。さらに関係機関との連携により住民サービスの向上を図ることができると考える。}, pages = {207--217}, title = {「まちの保健室」の活動評価 : 住民の健康づくり及び学生への教育的効果}, year = {2019}, yomi = {アンドウ, トモコ and イワセ, セイコ} }