@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000290, author = {坊城, 俊成 and BOJO, Toshinaru}, issue = {12}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Feb}, note = {本研究は15世紀に『H・ハマーの画譜』を残したハンス・ハマー・フォン・ヴェルト(1452年頃生―1519年歿)の建築活動を捉えようとするものである(*①)。『H・ハマーの画譜』は神聖ローマ帝国の自由都市ストラスブールに生まれ、同地で歿した大聖堂の建築工匠が、大聖堂建設にかかる文字による記述と製図図面をまとめた羊皮紙のアルバムである。本稿では、『H・ハマーの画譜』第8葉表から第15葉裏において描かれている、大聖堂建設工事にかかる巻上げ機、起重機、四分儀、水準器、梯子について考察する。   本稿末に掲載した製図図面の内容別再構成表(筆者)が示すように、建築工匠H・ハマーは、大聖堂のヴォールト天井をはじめ画譜の第16葉から第33葉まで、精緻な建築図面を描いている。加えてH・ハマーは、第8葉表から第15葉裏までに、大聖堂建設にかかる各種の道具を図示している。また大聖堂建設設計にかかる文字による記述も記している。中世期を通じて、教会堂建設に関する図面は各地に散在しているが、製図図面と文字による記述がまとまった形で残っている史料は『H・ハマーの画譜』だけであり、高名な『ヴィラール・ド・オンヌクールの画帖』を除いて先行研究は皆無に等しい(*②)。}, pages = {169--175}, title = {大聖堂建設工事のための巻上げ機、起重機、 水準器、四分儀、梯子について : 15世紀ストラスブール大聖堂建築工匠、『H・ハマーの画譜』に関する研究(その107)}, year = {2019}, yomi = {ボウジョウ, トシナル} }