@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000280, author = {増澤, 俊幸 and 林原, 光宏 and 小濱, 剛 and Kohama, Takeshi and MASUZAWA, Toshiyuki and HAYASHIBARA, Mitsuhiro}, issue = {12}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Feb}, note = {本研究では、ヒトの手指の常在菌である黄色ブドウ球菌Staphylococcus aureus、腸内常在菌である大腸菌Escherichia coli、海産性魚類の常在菌で食中毒の起因菌である腸炎ビブリオVibrio parahaemolyticus、淡水に生息するウナギによく見られる魚病細菌であるパラコロ病原菌Edwardsiella tardaを被検菌として選び、好適環境水中での生存性を調べた。比較対象として、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)、人工海水、超純水(ミリQ水)を用いた。それぞれの水中における4種の細菌の生存性は、その細菌の性質に依存して異なっていた。すなわち、好塩性の腸炎ビブリオは、人工海水中では生存するが、好適環境水、PBS、ミリQ水中では素早く死滅した。一方、パラコロ病原菌は、人工海水中では速やかに死滅したが、好適環境水、PBS、ミリQ水中では生存した。大腸菌は、試験したすべての水中で、5日間生存した。黄色ブドウ球菌は、人工海水中では生菌数が大きく減少したが、好適環境水、PBS、ミリQ水中では、多くが生残した。   結論:好適環境水中における細菌の生菌数はその細菌の性質に左右され、必ずしも好適環境水が細菌の増殖を抑制するわけではないことが明らかになった。一方、好塩性の腸炎ビブリオは好適環境水中で死滅することから、活魚の輸送等に利用することで、腸炎ビブリオ食中毒の抑止に利用できる可能性を示した。}, pages = {93--96}, title = {細菌の生存におよぼす好適環境水の影響の評価}, year = {2019}, yomi = {マスザワ, トシユキ and ハヤシバラ, ミツヒロ and コハマ, タケシ} }