@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000277, author = {高橋, 方子 and 菅谷, しづ子 and 安藤, 智子 and 岩瀬, 靖子 and 鈴木, 康宏 and 石津, みゑ子 and TAKAHASHI, Masako and SUGAYA, Shizuko and ANDO, Tomoko and IWASE, Seiko and SUZUKI, Yasuhiro and ISHIZU, Mieko}, issue = {12}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Insitute of Science}, month = {Feb}, note = {【目的】本研究は研究者らが平成26年から28年にかけて開発した日本版VHの有用性と使用における課題を検討することを目的した。VHは終末期医療の意思決定の根拠となる価値観歴である。 【研究方法】対象者は千葉県A地域に在住のADLおよびIADLが自立している60歳以上の高齢者とし、地域の活動に参加している180人とした。調査内容は事前指示の知識など対象者の状況や、日本版VHの有用性、価値観の反映の程度、記入にあたっての困難とサポートなどだった。分析方法は、各質問項目の回答を単純集計し、また『有用性あり』群と『有用性なし』群の2群に分け、χ2検定又はフィッシャーの直接検定を行った。 【結果】49人のデータ(有効回答率、59.0%)を分析した。『有用性あり』と回答した人は29人(59.1%)で、その回答理由は「考える機会になった。」などだった。『有用性あり』と『有用性なし』群では「事前指示についての知識」および「価値観の反映」についての認識に有意な差が見られた。また記入にあたり「困難がある」と回答した人は16人(32.7%)で、その理由は「想像がつかない」などがあがっていた。「サポートが必要である」と回答した人は12人(24.5%)でその理由は「情報がいる」などがあがっていた。 【考察】日本版VHはこれまで終末期医療について考える機会がなかった人にとって有用であることが明らかになった。また日本版VHの使用にあたっては対象者が将来像を描けるような情報提供が課題となると考えられた。}, pages = {67--78}, title = {日本版バリューズヒストリーの有用性と使用における課題}, year = {2019}, yomi = {タカハシ, マサコ and スガヤ, シズコ and アンドウ, トモコ and イワセ, セイコ and スズキ, ヤスヒロ and イシズ, ミエコ} }