@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000274, author = {福永, 優子 and FUKUNAGA, Yuko and 村上, 勇磨 and MURAKAMI, Yuma}, issue = {12}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {加齢による骨格筋の筋肉量の低下や筋力が低下した状態をサルコペニアといい、運動機能障害による様々な問題を引き起こす。サルコペニアの筋肉量減少に関わるメカニズムの1つにあげられる加齢による筋線維再生の減弱に、骨格筋の組織幹細胞であるサテライト細胞の関与が示されている。通常、サテライト細胞は、筋肉の損傷などにより活性化し、筋芽細胞へと分化する。さらに、筋芽細胞から筋管細胞への分化を経て筋線維が再生される。しかし、老化が進むと、サテライト細胞の増殖や筋芽細胞への分化が低下してしまうため、新たに作られる筋線維が減少し、筋肉量の減少につながると考えられている。一方、筋線維再生過程にある筋芽細胞の増殖に、老化がどのような影響を及ぼしているのかは明らかになっていない。加齢に伴う酸化ストレスの増加によって、様々な細胞障害を引き起こすことが知られているため、本研究では、筋芽細胞の増殖と筋管細胞への分化に及ぼす老化の影響を明らかにするために、株化筋芽細胞であるC2C12細胞に酸化ストレス負荷し、その後の細胞増殖と分化に及ぼす影響を検討した。その結果、サルコペニア発症のメカニズムに、サテライト細胞の増殖と分化の抑制だけでなく、筋芽細胞の増殖抑制も関与する可能性が示唆された。加えて、これまで報告されている酸化ストレスによる筋管細胞への分化抑制は、時間的に制御されたものであることが示唆された。}, pages = {47--54}, title = {筋芽細胞の増殖と分化に及ぼす酸化ストレスの影響}, year = {2019}, yomi = {フクナガ, ユウコ and ムラカミ, ユウマ} }