@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000262, author = {冨樫, 千秋 and TOGASHI-ARAKAWA, Chiaki and 安藤, 智子 and 丹野, 志保 and 梅田, 君枝 and 岩瀬, 靖子 and 米倉, 摩弥 and 大塚, 朱美 and 鈴木, 康宏 and 池邉, 敏子 and IKEBE, Toshiko and ANDO, Tomoko and TANNO, Shiho and UMEDA, Kimie and IWASE, Seiko and YONEKURA, Maya and OHTSUKA, Akemi and SUZUKI, Yasuhiro}, issue = {11}, journal = {千葉科学大学紀要, The University bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {目的:A大学で毎年5月に「看護の日」にちなんでおこなっている健康測定に毎年訪れる地域住民の健康状態の経年的変化を明らかにすることである。また、地域住民の健康課題の解決に向けた支援を検討することである。 方法と対象:対象は、平成28年と平成29年の2年間、5月に「看護の日」にちなんでA大学で実施している健康測定におとずれている地域住民のうち、健康測定の結果を研究で使用することに同意が得られた者である。健康測定項目は、身長、体重、BMI、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、基礎代謝量、体年齢、腹囲、握力、血圧、血管年齢、肺年齢、経皮的動脈血酸素飽和度、脈拍、口臭レベルである。分析において連続変数の比較は、対応のあるt検定を用いておこなった。p値が0.05未満を統計学的有意とみなし、SPSS ver23.0(IBM統計ソフト)を用いて解析した。 結果:平成28年、平成29年2年間継続して健康測定に訪れた地域住民は47名であった。男性14名(29.8%)、女性33名(70.2%)で、平均年齢72.0±8.1歳であった。平成28年、平成29年の測定結果を比較すると統計学的有意差のあった測定項目は4項目であった。腹囲は、平成28年度は平均81.2±10.1㎝、平成29年は平均84.3±10.7㎝(p<0.001)、収縮期血圧は、平成28年は平均133.6±14.6㎜ Hg 、平成29年は平均140.0±18.6㎜ Hg(p=0.009)、拡張期血圧は、平成28年は平均72.9±10.1㎜ Hg、平成29年は平均78.2±10.6㎜ Hg(p=0.003)、血管年齢は、平成28年は56.0±12.1歳、平成29年は70.3±10.5歳(p<0.001)で統計学的有意に上昇していた。 結論:平成28年、平成29年2年間継続して大学に訪れた地域住民の健康測定の結果、腹囲、血圧(収縮期・拡張期)、血管年齢が上昇していることが明らかになった。腹囲、血圧(収縮期・拡張期)、血管年齢の上昇の原因は様々あると推測されるが、ハイリスクの地域住民には、生活スタイル、受診・内服状況、そして関連する測定結果を確認した上で、その人のライフスタイルの中で、とりいれることができる運動、食事の改善方法といった個別のアプローチの必要性が示唆された。}, pages = {237--241}, title = {「看護の日」にちなんで大学で実施している健康測定に訪れる住民の健康状態}, year = {2018}, yomi = {トガシ, チアキ and アンドウ, トモコ and タンノ, シホ and ウメダ, キミエ and イワセ, セイコ and ヨネクラ, マヤ and オオツカ, アケミ and スズキ, ヤスヒロ and イケベ, トシコ} }