@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000240, author = {髙橋, 真樹 and 髙橋, 正人 and 坂本, 明彦 and 増澤, 俊幸 and TAKAHASHI, Masaki and TAKAHASHI, Masato and SAKAMOTO, Akihiko and MASUZAWA, Toshiyuki}, issue = {11}, journal = {千葉科学大学紀要, The University bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {薬学部では、特に1年次から2年次への進級率の低さが問題となっており、学力や学修行動の実態把握、フォローアップが不十分であるため、その体制構築が必要となっている。本研究では、プレイスメントテストのような基礎学力を測定する試験を実施し、リメディアル教育対象となった学生のその後の成績変動と学修行動の変化を追跡し、そこから得られた解析結果を基に、学修面のどのような点を意識した指導が望まれるのか、有用知見を得ることを試みた。AB解析と学修行動調査から、薬学部1年生の学力は多様性に富んでおり、学修行動の面では自律・自立性などで差がついていることが分かった。その後、自然科学系科目と学修行動についてのリメディアル教育を実施し、変化を調べると、リメディアル教育対象群と免除群との間で依然として学力差はあるものの、主として、正答率と点双列相関係数の和で定義する設問評価指標が高いA問題の理解度向上によって差を詰めたという結果を得た。また、自然科学系科目のリメディアル講習会の出席数とプレイスメントテストの成績に相関はなかったが、当初、差が見られていた学修習慣に改善が見られているという結果を得た。まとめると、単に“ 学習” 機会を設けるという類のリメディアル教育よりも、学修行動調査が意図する「メタ認知能力」の向上も考慮した“学修”機会の創出が望まれるのではないかという結論に至った。}, pages = {9--24}, title = {薬学部新入生の学力・学修行動の実態把握調査から導いた初年次教育の注力点}, year = {2018}, yomi = {タカハシ, マキ and タカハシ, マサト and サカモト, アキヒコ and マスザワ, トシユキ} }