@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000239, author = {安藤, 生大 and ANDO, Takao}, issue = {11}, journal = {千葉科学大学紀要, The University bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {東日本大震災で発生した災害廃棄物の分別土の有効利用と安定性評価、特に蓄熱発火の危険性を明らかにする目的で、有機物の含有量が異なる2種類の屋外模擬土槽を千葉科学大学内に設置して、その容積、土槽内温度、発生ガス組成、排水組成の各変化を15ヶ月間にわたって検討した。その結果、以下が明らかとなった。 (1)有機物を髙含有する土槽においては、容積の減少量の見積もりが約6%に達した。 (2) 土槽内部の温度上昇時には、土槽内から発生したCO2濃度が増加する一方、O2 濃度は低下した。このことから、土槽内部では好気発酵が起きていると判断した。 (3) 土槽内からの排水は、雨水、土槽の充填物(赤松と真砂土)、及び土槽内部での微生物の活動の影響を受けたと判断できる。 (4) 外気温が15℃を超えると土槽内での好気発酵による発熱により土槽内の温度も上昇するが、外気温が低下するとこれに応じて土槽内温度も低下し、15℃を下回ると好気発酵自体が阻害されることが確認できた。  以上より、本土槽の実験条件(規模や断熱仕様、資材の充填方法等)では、土槽内部において蓄熱よりも放熱が卓越しており、蓄熱発火の危険性はないと結論することができた。}, pages = {1--7}, title = {災害廃棄物由来の分別土有効利用に関する研究 : 千葉科学大学に設置された屋外模擬土槽における実験結果のまとめ}, year = {2018}, yomi = {アンドウ, タカオ} }