@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000205, author = {大塚, 朱美 and OTSUKA, Akemi and 梅田, 君枝 and 市原, 真穂 and 石津, みゑ子 and 池邉, 敏子 and IKEBE, Toshiko and UMEDA, Kimie and ICHIHARA, Maho and ISHIZU, Mieko}, issue = {9}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {目的:A地区の養護教諭の取り組みの質向上に向け、養護教諭の取り組みと課題を明らかにすることである。 方法:A地区の高等学校の管理的立場にある養護教諭5名(理事2名、委員2名、研究主任1名)にインタビュー調査を行った。 結果:A地区の管理的立場にある養護教諭が明らかにした、一般的な養護教諭として共通の取り組みは、【地域特性・メンバー特性を熟知している中での活動】を強みとし、【一人配置による課題を一人で抱えない工夫】をしながら、全校生徒に対する観察など【些細な変化を意識した活動】であった。課題は、校内では【専門的な発言による対応】、健康課題によっては【外部資源との連携が大事】であった。また、多様な学校での取り組みは【限界・不安を感じながら役割意識を自覚しての活動】であった。管理的立場にある養護教諭としての取り組みは【地区内リーダーとしての努力】であり、課題は【養護教諭の質の向上を期待】や【研究への負担感/ 前向きな姿勢(両価的な思い)】であった。 結論:A地区の管理的立場にある養護教諭が明らかにした養護教諭の取り組みは、顔見知りの同僚の存在や地域特性に精通していることを強みとして、1人配置という職制により多様な人との連携を意図的に行いながら、医療保健と教育の2つの役割から些細な変化を意識した広い観察と対応を怠りなく行っていた。課題は、専門職としての判断や中心となっての対応に迫られる、外部連携の困難さ、養護教諭が不在時の対応や体制の不備、課題解決のための外部環境調整には限界があることが明らかとなった。また、管理的立場にある養護教諭の取り組みは、地区内情報の共有を重視しながら他組織との連携を行い、地区の活性化やメンバーキャリアや時代に合った研修企画を行っていた。課題は、日々の取り組みを研究につなげたり、専門性を深めたりという養護教諭の質の向上を期待し、研究を推進し研修会を企画したいという前向きな姿勢と、様々な現実の困難から研究への負担感という両価的な思いがあることが明らかとなった。}, pages = {253--261}, title = {養護教諭の取り組みと課題 :管理的立場にある養護教諭の調査から}, year = {2016}, yomi = {オオツカ, アケミ and ウメダ, キミエ and イチハラ, マホ and イシズ, ミエコ and イケベ, トシコ} }