@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000191, author = {市原, 真穂 and 冨樫, 千秋 and 長島, 緑 and 石津, みゑ子 and 池邉, 敏子 and ICHIHARA, Maho and TOGASHI, Chiaki and NAGASHIMA, Midori and ISHIZU, Mieko and IKEBE, Toshiko}, issue = {9}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {本研究の目的は、都市近郊にあり急激な高齢化や医療資源の流出等がすすむ地域の病院看護管理者が、ケアの質向上にむけ取り組んでいることと課題、その構造を明らかにし、地域の課題解決に向けた、地域の病院との連携・協働を考察することである。A地域にある17病院の看護管理者に対して半構造的面接を行い質的帰納的に分析した。 その結果、1125のコード、47サブカテゴリから16カテゴリ、4大カテゴリが抽出された。看護管理者は、【医療者の都会志向に伴う医療体制危機】の中で、【介護力の低い高齢者/昔から続く健康意識の低い住民という地域特性】に対して【経営効率だけを求めてはニーズを支えられない現状】に直面しながら、【地域の中でなくてはならない役割を担っている病院という自負】を掲げ、地域の医療・ケアの質を守り抜き、地域医療を模索していた。ビジョン実現への具体的な取り組みには【新人教育の重視】【スタッフの状況を重視したキャリア教育】【次世代リーダーの育成】【実践の質向上としての研究支援】、患者中心の医療・ケアをすすめる【ニーズの多様性に応じた対応を検討・実施】【患者の意思を重視する取り組み】があり、取り組みを一層推進するために、【能力・レベルにあったキャリアステップの工夫】【スタッフの力を引き出す工夫】をし、【看護部の理念を明確に示し、スタッフと共有】していた。これらは、看護管理者のビジョンを中心に循環する構造であることが明らかになった。 看護系大学は看護管理者とともに看護ケアの質向上にむけた様々な取り組みを計画し、実践していくことが求められている。}, pages = {117--123}, title = {看護ケアの質向上に向けた地方都市部にある病院の看護管理者の取り組みと課題、その構造}, year = {2016}, yomi = {イチハラ, マホ and トガシ, チアキ and ナガシマ, ミドリ and イシズ, ミエコ and イケベ, トシコ} }