@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000170, author = {冨樫, 千秋 and 大塚, 朱美 and 鈴木, 康宏 and 石津, みゑ子}, issue = {8}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {目的:本研究では文献検討により看護技術の安心の側面を検討することである。 方法:医学中央雑誌(2014年8月18日検索実施)にて、①「看護技術」「原著論文」「ランダム化比較試験、準ランダム化比較試験」「比較研究」で検索した結果576件のヒットがあった。②「安心」「原著論文」「ランダム化比較試験、準ランダム化比較試験」「比較研究」で検索した結果278件のヒットがあった。①と②の論文を掛け合わせて検索したところ11件の論文がヒットした。ヒットした11件の論文のうち、患者を対象とした8件の論文を本研究の対象論文とした。3件の論文は対象が看護師または家族、看護学生であったため除外した。結果:研究対象となったのは、精神障がい者あるいは精神科に入院している患者を対象にした研究が4件、整形外科病棟に入院している患者を対象にした研究が1件、認知症高齢者を対象とした研究が1件、放射線治療で入院した女性患者1件であった。対象者に安心をもたらした看護技術としては、せん妄予防のための環境整備が1件、退院前訪問看護指導マニュアルが1件、フリフリグッパー体操1件、アロマセラピー1件であった。看護技術とはいえないが、入院中の患者の携帯電話の使用が安心をもたらした研究、入院期間3か月未満だと安心感が乏しいことを明らかにした研究、既知の看護師がいることで安心感があることを報告した研究があった。また看護学生の実習に協力してくれる患者のほうがそうでない患者よりも安心できると回答していることが多いと報告されていた。 結論:今回対象となった文献では安心を主たるアウトカムとして測定した研究ではなく、特定の看護技術を提供した結果、副次的に安心をもたらした研究がほとんであった。今後は、どんな看護技術だったら、看護の対象がより安心を感じることができるのか、看護技術の安心の側面を明らかにするための研究を深めていく必要がある。}, pages = {139--143}, title = {看護技術の『安心』に関する文献検討}, year = {2015}, yomi = {トガシ, チアキ and オオツカ, アケミ and スズキ, ヤスヒロ and イシズ, ミエコ} }