@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000169, author = {大塚, 朱美 and 石津, みゑ子 and 冨樫, 千秋 and 鈴木, 康宏}, issue = {8}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {厚生労働省は超高齢社会の地域包括ケアシステムを発表し、地域での暮らしや看取りまで見据えた看護実践力が求められており、文部科学省は課題解決型高度医療人材養成プログラムを構想した。これからの看護は、地域で暮らす人々の生活や健康問題に対する反応を判断し対処するために、医師の指示なくできる心と体の調和をうむ癒しへのアプローチである補完代替療法がますます必要とされてくる。本稿の目的は、補完代替療法の一つであるストレッチングが心身に与える効果を明らかにし、高齢者を含めた地域で生活する健康問題を持つ人々への活用を検討することである。分析対象は1999年から2014年の医中誌WEBを用いて文献検索を行い、ストレッチング(ストレッチ)and自律神経系をキーワードに15文献を対象論文とした。ストレッチングの心身に与える効果は、体への効果として副交感神経優位の状態となりリラクゼーション効果があること、また、筋への血流量の増加から循環改善による体温上昇や疼痛物質の排泄、代謝亢進、ホルモン分泌亢進などが推測された。また、心への効果として、抑うつ気分や緊張、不安が改善され、気分爽快感なども認められることが明らかとなった。高齢者を含めた地域で生活する健康問題を持つ人々の特性は、生活や健康問題に対してセルフケアを基本として主体的に取り組む存在であるため、①支援体制として、ストレッチングに関する基本的な知識の啓蒙やストレッチングを継続して主体的に行う習慣形成などの支援は、対象者の理解度や年齢、病状と関連するため、対象に能動的にかかわれる様な支援体制の構築が必要であること、②教育方法として、さまざまな健康レベルや年齢である対象に対して、看護の役割である保健指導は、ペタゴジーやアンドロゴジーなどの教育方法の他に、新たな教育方法の確立も必要とされること、③関連領域の研究成果に基づく根拠固めとして、補完代替療法を医師の指示なく根拠を持って行うために、自律神経活動の他に細胞レベルの生化学反応や脳の生理学的反応についての関連性も含めた研究成果の検討が必要であることが明らかとなった。}, pages = {131--138}, title = {地域包括ケアシステムの補完代替療法の活用 : ストレッチングに関する文献検討}, year = {2015}, yomi = {オオツカ, アケミ and イシズ, ミエコ and トガシ, チアキ and スズキ, ヤスヒロ} }