@article{oai:cis.repo.nii.ac.jp:00000168, author = {安藤, 智子 and 吉本, 照子 and 杉田, 由加里}, issue = {8}, journal = {千葉科学大学紀要, The University Bulletin of Chiba Institute of Science}, month = {Feb}, note = {【目的】「地域ケアシステムの評価」に関する先行研究をもとに、行政保健師が行う地域ケアシステムの評価に関する課題を明らかにする。【方法】医学中央雑誌及びCiNiiArtclesで、「地域ケアシステム」または「ケアシステム」または「ネットワーク」と「評価」または「機能」と、「保健師」または「保健婦」で検索した。さらに「ケアシステム」「評価」と「ケアシステム」「機能」「地域」で検索し、保健師活動と関連が深いものを選定し、14件を対象とした。【結果】評価目的は、「システム改善」、「ケアシステム構築に必要な活動の把握」「保健師の役割・支援技術の明確化」等であり、「アカウンタビリティのための評価」、「価値判断のための評価」は見られなかった。支援対象者や関係者からの評価、保健師の自己評価、研究者による評価を単独または組み合わせていた。評価尺度や開発された評価指標は全て異なり、共通した評価尺度はみられなかった。構造、プロセス、アウトカムの視点で評価指標を整理したところ、いくつかの指標は明らかにされたが、これらの因果関係を想定した評価モデルは明らかではなかった。ケアシステムの目標の記述がない文献が多く、アウトカムとして目標達成度を挙げている文献は見られなかった。【考察】行政保健師は、ケアシステムの目的や成果を住民や関係者に説明する責任があり、ケアシステムの評価により自らの課題を見出す必要がある。評価方法については、業務管理手法であるPlan(計画)→Do(実施)→Check(評価)→Act(改善)によるPDCAプロセスに基づく評価、ケアシステムの構造やプロセス、アウトカムの因果関係を想定した評価、システムの変化を捉えるアウトカム指標等が不十分であり、行政保健師が行う 効果的な評価モデルを開発する必要がある。}, pages = {123--130}, title = {日本の行政保健師が行う地域ケアシステムの評価に関する文献検討}, year = {2015}, yomi = {アンドウ, トモコ and ヨシモト, テルコ and スギタ, ユカリ} }